2005年12月11日

A塾の軌跡7

結局私は、小論文の生徒の指導が終わってしばらくしてからこの塾を辞めました。

他の講師もどんどん辞めて、英数以外の科目は成立しなくなり、また生徒も最近出来た高校生専門の塾に流れるなどして減り、経営状態はボロボロのはずです。
(辞めた講師の分、人件費は減るので、辞めた生徒の授業料が減った分と釣り合っていればそれほどひどい赤字ではないと思いますが)

とはいえ、高校生部はもうよほどのことがない限り立ち直れないでしょう。

小学生部も、全盛期の面影はすでにありません。
当時トップに立ってバリバリ切り回していた専任が塾長と対立して辞めて以降、成績も生徒数も下降の一途をたどっております。今、小学生部のトップに立っている専任が塾長の身内なのですが、悪い人ではないのですが、どうも覇気に欠けるのですね……。

何とか中学生部で持っているような印象です。


もちろん、表向きにはそんなことは漏らしません。
(当たり前ですが)
このままどんどん落ち目になって消えるのかなぁと、いささか感傷的な気分で見ています。
長い間世話になった塾なので、一抹の寂しさがなきにしもあらず。
今は別の塾で働いていますが、できたら盛り返して欲しいな、とは思っています。
でももうあそこで働くのはごめんですけれど。


END。


次は通う塾・働く塾の見極め方とかやろうかな。
いちおう、大手チェーン塾、中堅個人塾、小規模個人塾の計4つの塾で働いた経験がありますし……。

Y先生、S先生、良かったらこの企画、参加して頂けませんか(笑)
何も出ないですけど。


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