2005年06月23日

職員室の人間関係

まーこれがまた大変ですよ。
というのも、この塾……あー、ややこしいですね……。

閑話休題。
ちょっと名前付けて分けます。

A塾:この前無事円満退職したちょっと大きな個人塾。
O塾:弱小個人塾(友人の紹介で行ってるとこ。時給が一番高い)
K塾:弱小個人塾(O塾からのお願いで助っ人講師をやってます。塾長同士が友人らしい)

今回はA塾のお話です。

私はA塾の最盛期に小学生で、実際にここに受験科に通っておりました。
この頃は講師の質も良く、生徒管理もしっかりしていて、
通塾生の数も一学年100人近く、中学生部になると300人くらいおりました。
年商は5億くらいあったそうです。

しかし、その当時から人間関係はドロドロで大変だったそうです。
なんで知ってるのかというと、昔、母の友人が講師をやっていて、それを聞いたわけです。
派閥はできるわ、専任と非常勤の関係は険悪だわ塾長はワンマンだわで、それはそれは恐ろしい状態だったとか。

そういえば。
小学生ながらにびびったのが、当時専任講師のドンだったH先生が、何かヘマをやらかした非常勤講師を生徒の前で平手打ちにして怒鳴りつけていたコト。しかもその時は面談か何かで、母親も一緒にいたんだけどなー。
生徒への体罰もフツーにまかり通ってましたし、親からも苦情とかきてなかったみたいですし。時代は変わりました……。今も当時と同じやり方でやってたら、苦情どころか新聞に載りますよね、間違いなく。私も散々殴られたクチです。出来が悪かったもので(笑)


結局、H先生(私も小学生の時にお世話になりました)は塾長と対立して退職。自分が育てた優秀な講師を根こそぎ引き抜いて、ほとんど嫌がらせかと言うくらい近所に自分で塾を開かれました。

たぶん、その後釜でやってきたのが、私と最高にそりの良くなかったK部長なんですが。
現在は彼をヒエラルキーのトップに戴き、残りの講師は反抗できない一党独裁制のような状況になっております。
職員室で無駄話とかできません。
そもそも空気の比重が、他の場所と違います。
胃にくる重さです。

高校生部で本当に良かった。
高校生部だけは職員室が別で、K部長の管轄から離れてたのです。
専任講師と非常勤講師も仲が良く円滑なコミュニケーションで働き心地が良かった。
小中学生部の先生が高校生部に出張してこられたら、なかなか帰りませんでしたからね(笑)
居心地良いわ~とかなんとか言って、ずいぶん一緒に話しました。


でもなー。
昔は人間関係ドロドロでも講師自体の質は良かったんですよ。
だから生徒も集まってたと思うんですが。

今はもう目も当てられません……


続く。


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