塾講師の嘆き

嗚呼……。
高校生って、なんて大人だったんでしょう。
少なくとも彼らには勉強しに塾に来ているという自覚がありました。
人の話を聞く事もできてました。

しかし、今受け持ってる小学生と来た日には、
こいつらサルとかわらねぇ……。
まぁ、年齢的には仕方ないのは分かります。
しかし。まず席につかせ、問題集を開かせ、黙らせる。
これだけのことをするのに使う体力って、けっこうなものです。

そして。
中学生。
……なんで小学生と同レベルなんだおまえら……。


話の聞きかたが分からない子ども達に、それを教えるのに喜びを感じる人は、
きっと教師に向いてるんでしょうね。

私は無理です。
聞く気があって、伸びたいと思っている生徒に教えるのには、
もの凄くやり甲斐を感じますが、
話の聞き方を知らない子供に勉強を教えるのには、
あんまり魅力を感じません。

夏までに塾講師卒業してるかも知れませんよ私……。


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